ヘシオードの住んたボエオティアは、丘陵と谷間がいりこんだところで、農地といってもわずかに狭い土地があるにすぎなかったのです。


アテナイの市民に言わせると、、頓馬な田舎者の住むところでした。


・・・あるとき、羊を追いながら、ヘリコンの山に登ったとき、詩の神々ミューゼスから輝かしい詩を教えられました。


そのときの詩が『エルガカイヘメライ(仕事と日々)』でした。


パピルスの上に書きしるされたヘシオードの叙事詩は、紀元前830~820年頃の日々を次のように描いています。


「心せよ、年ごとに、空高く雲聞にツルの声を聞く時、


それは畑を耕す時を告げ、雨をもたらす冬の到来を知らせてくる。


さりとて、その声は、雄ウシを持たない男の心を悩ませる。


さあ、今こそ、角もつウシたちを囲みにいれて.肥らす時ぞ」。


日照りで田に水を運んだ。


雑草が生えるので草取りをした。


茎の中に虫がいるか穴を覗いてみた。


雀を心配した・・・。


・・・こうして、作物に頼って生きてゆくことが作物を育ててきたのです。


さて、ある男が何ごともうまくゆかず、無一文になってギリシャに戻ってきました。


農夫であり、船乗りでもあったこの男は、2人の息子のためにエーゲの海をのぞむ地にわずかな農地を残しました。


2人の息子の名ほ、ヘシオードとペルセス。


弟のペルセスは身を持ちくずして乞食となってしまいました。


ヘシオードは弟のことを憂いながら、土地を耕していました。


赤いアワ、白いアワはまた種子から芽をだしたばかりの幼植物の色を指していることがあります。


今日でも、アワとアワ仲間の雑草エノコログサなどとの幼植物の区別はむつかしいものです。


草取りでは迷いに迷って、アワの方を抜いていることもあります。


赤いアワの芽はよく目立ったことでしょう。


農夫たちは自然にこぼれたアワの種子は萎という雑草になるといっています。


熟練の農夫の日も、作物か草かを見破ることはできなかったようですね。


不格好な農共をもって、帰途につく農夫に直接尋ねることができたとしましょう。


「今日は、1日なにかあったかね」


農夫は答えるでしょう。


「なんにも、特別なことはありゃしない」。


キディランドが再建されたり、うまいフランスワインが飲めるようになったのも原宿の変身を物語っているといえそうです。


・・・さて、昼間人口3000万人といわれる東京。


周辺県(神奈川、千葉、埼玉など)から通勤する東京生活人が日本人口の25%にも達しているだけに、東京での人間移動のものすごさはいうまでもありません。


その中でも地下鉄銀座線、虎ノ門~赤坂見付の地下鉄乗車率は300%を超える時間帯が朝タラッシュ時にみられます。


そのラッシュ時間を稼ぎ場所にしているニュービジネスが"スリ"です。


超高層ビルのさきがけとなった霞が関ビルは36階建てですが、昼間人口は5万人の出入りともいわれています。


そのほか、中央官庁が集中しているほか、新築ビルが相次いでいるだけに帰宅時間の5時過ぎから7時ぐらいまでの2時間に地下鉄に集中しているというわけです。

最近になって、1人平均2万円と上昇はしているものの、こうした若人が原宿を支えていると思っては的はずれです。


・・・しかし、ファッションという先端の情報に群がる若人こそ情報拡散の尖兵です。


原宿の大通りにある..生活の木"というファッション陶器の店では、店内にシャレた喫茶店を併存させ、有名画伯が画いた植物画をモチーフにした陶器や繊維製品が目玉になっています。


アクセサリー製品などは若者向けに手造り用に揃えられています。


この店には月1回、異業種の人々が集まってパーティが開かれており、情報集団が形成されています。


そのほか、主婦だけを集めたパーティもあり、世の中の動きや、消費者の考え方や、ハイブリットカルチャーの流れがこうした集まりによって情報としてもたらされています。


それが商品化に自然に結びついており、"生活の木"から生まれるファッション陶器のファンが全国的にひろがってきつつあります。


全国的に直営店ばかりか、フランチャイズ店も増加しているのはいうまでもありません。


原宿という街に集まるファッションギャルやカントリーボーイの購買力に期待していないところに原宿の魅力があり、情報発信基地としての東京での魅力であるといってもよいでしょう。


・・・こうした情報を身につけにくる若人を中心としてニュービジネスやニュープロダクツが生まれているのはいうまでもありません。

情報発信基地の東京には、ベンチャービジネスであってもハイテクベンチャーが集中しており、いずれも情報型の企業が多いです。


自動翻訳、コンピューターグラフィックス、プラズマディスプレイ、ソフトウエア、オプトエレクトロニクスCCDスキャナー、画像処理、画像解析、漢字処理、数値制御などマイクロエレクトロニクス関連が多いです。


筑波の研究団地や有名大学が周辺にあるだけに本物指向のハイテクベンチャーが東京には多くて成功する確率も高いといえます。


さて、ファッション高感度ビルとしてデビューした「フェイスビル」や、パフォーマンス・フェスティバルで有名になった「ラフォーレ」など話題に事欠かない原宿。


ここには、地方のファッションギャルやカントリーボーイが群がっています。


竹下通りや原宿の大通りをかつ歩する若人が、ファッションの街を支えているといっては大間違いです。


たむろし、群がっている割には小遣い銭の少ない連中で商売にはうまく結びついていないのはいうまでもありません。


12年前の調査では原宿に集まる若人の所持金は2000円だったといわれています。

58年2月に上場した「タケダ理研工業」は、635円の株価がつけられ、その後8月には1万5000円まで暴騰しました。


ベンチャーキャピタルは投資額の64倍の25億円以上を稼ぎだしています。


一方、58年8月に上場した「小野測器」でも、4450円の値がつき、5610円(11月)まで暴騰し、ベンチャーキャピタルは17倍の9億円を稼ぎだしています。


「武藤工業」でも366円で取得した株価が、上場した58年6月には4510円の値がつき、12倍以上となっています。


・・・いずれも3、4年間で稼ぎだしたベンチャー投資であり、在東京のベンチャービジネスです。


・・・こうした成果に遅れをとらじと商社系や証券系のベンチャーキャピタルがその後に相次いで設立され、乱立気味となり経営基盤の弱いベンチャーキャピタルも登場しています。


地方銀行(北海道拓殖銀行・北海道銀行・横浜銀行など)も先輩格のベンチャーキャピタルと合弁で新しいベンチャーキャピタルを設立しています。


・・・ところがベンチャービジネスに投資するとして物色しだすと適当な企業がないのが現状です。


セラミックのベンチャービジネスが陶器屋から脱皮したものであったり、バイオベンチャーが菓子屋であったり、技術基盤が弱いものが多い場合が多いですね。

日本人の年間労働時間の平均は3150時間ですが、先進諸国で一番少ない西ドイツでは、すでに1610時間まで減っていて、500時聞以上の差があります。


日本が西ドイツ並みになると、1年で1万5000時間余分に自山な時間ができるのです。


・・・この時間をどうするかが問題になるわけです。


そのためにはとにかく余暇施設をつくることが重要ですが、そのときに考えられることは、価値が非常に多様化して、いろいろなことをみんながやりたがるようになるということです。


例えばスキーにしても、かつてはアルペンが中心であり、ノルディックをする人は例外でした。


スキーをするといったら、ア、キー場へ行って、滑ることだったわけです。


ところが、最近ではラングラウフというひたすら雪の山を歩くというスキー人口が急速に増大しています。


ノルディックウォーキング ポール 販売もそうですね。


従来のただ滑っているスキーだけではなく、クロフヘカントリーのようなスキーをやりたいとか、同じ競技でも距離レースをやりたいという人がどんどん増えています。


スキーに限らず、これからは多様性のある余暇に対応することが必要になります。



合宿免許に行く前に、色々と学んでおきましょう。


運転において、どういう行動をとるか判断に迷うジレンマゾーンは、いろいろあります。


たとえば―。


運転中、分岐点にきたときどちらの道を選ぶか。


道を歩行者が渡ろうとする気配がするが、そのまま行くか止まるか。


前の車を追い越そうとしたら前方から対向車が来るのが見える、追い越すかやめるか......などなど。


アメリカの交通心理学者プラットによると、一般道路においては、1マイル当り約20回のジレンマゾーンのような意思決定のチャンスがあるとしています。


ざっと計算すると、80メートルに1回の割合だ。


だが、これはアメリカでの話であり、一般道路でも道路事情の悪い日本だとさらに頻繁になるでしょう。


私は、過去の実験などから、日本では40メートルに1回だと考えています。


ドライバーはその都度、ハンドルを切ったり、アクセルを踏んだり、ブレーキをかけたり、という意思決定をしなければなりません。


それも、まわりの状況なども判断した上で、瞬時に行なわなければならないのです。


考えてみたら、これはかなりの緊張を強いる作業です。

日常の飲み物が貧弱であったイギリス人は、すっかり茶にいかれてしまいました。


・・・そして18世紀には茶がなければ暮らせないイギリス人の生活ができ上がりました。


これはまだD&G 時計のような腕時計が一般に普及していない頃の話です。


生活必需品となった茶を確保するために、イギリスは虎の子の銀を大量に中国へ送ります。


茶の消費が国民各層の間に拡大すればするほど、銀の流出は拡大する結果となり・・・


イギリスと中国との間の貿易摩擦は深刻さを加えました。


あげくの果ては、イギリス側から仕掛けた強引なアヘン輸出によって、貿易摩擦は英中戦争に発展しました。


イギリスをしてアヘン戦争、中国侵略までひき起こさせた茶、世界を揺るがし世界史をつくった茶・・・


そもそもその茶の魅力とは何であったのでしょうか?


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